技能職(OP職)採用

技能職(OP職)とは

石油製品は海外から原油を調達し、国内の製油所の石油精製装置で精製することで生産されます。製油所は石油製品を安定供給するために24時間365日稼働しており、生産する製品の規格を満たすように石油精製装置を常時監視と運転調整を行っています。
この、石油精製装置の監視及び運転調整の役割を技能職(OP職)が担っています。

 

千葉製油所 インタビュー

「生活のサポート」「働き方」に惹かれてコスモに

私は福島県の高校の環境化学科で「環境」という大きなテーマや、それが「地域」にどう関わるかということを化学の観点から勉強していました。もともと外に出て体を動かすことが好きで、中学でも高校でも陸上部でスポーツに熱中していました。オフィスにこもりっきりではなくて、外で体を動かす仕事をしたいと思っている中、学校の先生からコスモをオススメしてもらいました。働き方や給与なども魅力的に感じたのですが、特に生活面において寮が借り上げのアパートということに惹かれました。完全な寮だと、人の出入りが難しいですが、それぞれが個室になっているので、仲のいい両親も来やすく安心だと思いました。父が東京で仕事をしているので、コロナ禍という不安な状況の時にも、すぐ駆けつけてくれて、心強かったです。
「交代勤務」という働き方も、自分には合っていたように思います。平日5日間、毎朝早起きはちょっと私は辛かったかもしれません(笑)。出勤の日は、朝8時に直前まで担当していた人たちからの申し送りを受け、9時、13時、15時30分、18時に担当する装置をパトロールし、次の担当に申し送りをし、19時30分までには退社しています。

優しくてかっこいい先輩になれるように学び続ける

職場のいいところは、「一体感」を感じることです。普段からみんな仲が良くて、業務時間以外は気さくに話しかけてくれます。特にシニア世代の方が、優しく声をかけてくれるので、初めは女性が少なくて不安なこともありましたが、私の地元の話等を質問してくれて、とても話しやすい雰囲気をつくってくれました。
普段はルーティン業務が多いですが、時に装置を止めて大規模な点検をすることがあります。作業期間も長く、緊張感の高い仕事ですが、一つひとつの作業を丁寧に、チームでバトンを繋いで仕事をしている感覚です。完了した後に「おつかれさま!」「ありがとう!」という声が自然と湧き上がる職場です。これまで2人のトレーナーに現場で仕事を教えてもらったのですが、本当に親切に丁寧に仕事を教えてもらいました。私が苦労する場面を想定してくれていて、先回りして教えてくれていたのだと思います。高校時代は、正直そんなに真面目に勉強をするタイプではなかったですが、教えてくれる先輩・本気で仕事に取り組む先輩たちの姿を見る中で、業務時間以外も装置や資格の勉強に取り組むようになりました。上司や先輩のように、優しくかっこよく仕事を教えられる人になることが、今の私の目標です。

 

四日市製油所 インタビュー

技術が身に付くことが実感できる

現在四日市製油所の製造2課で潤滑油装置の運転を担当しています。たくさんの画面が並ぶオフィスでパソコンを操作しながら原料の切り替え作業を行ったり、装置のパトロールを行っています。入社して最初の頃は、装置を知ることから始まり、たくさんの装置と関連する作業を覚えるのに正直苦労しました。
自分を担当してくれたトレーナーの方が、当時50代後半の方だったのですが、知識も経験も豊富な方で、専門的な知識も仕事の進め方も、丁寧に一から教えてくれました。今でも当時のメモを見返すことがあります。働き始めて10年以上になりますが、まだまだ学ぶことは尽きません。自分に専門的な技術が身に付いていくことを実感でき、実際に仕事でできることが増えていきます。学びつづけて、成長しつづけられること、それが日々の仕事の中で実感できることが、この仕事の魅力の一つだと思います。
2年に1度、定期的に大規模な装置の整備が行われます。担当する装置について、最初の頃は先輩に付いて必死に覚えて作業をするという状況でしたが、2017年頃からは自分が主体的に行えるようになってきました。日々同じことの繰り返しではなく、定期的にイベントのように定期整備という大規模なプロジェクトが動くので、メリハリを持って仕事をすることができます。

自分の時間を大切にできる交代勤務

朝7時30分に全体ミーティングをして、その後各装置の申し送り。例えば午前中は「フィールド」といって現場で装置のパトロールを行い、午後は「ボード」といってパソコンでの装置のコントロールを行います。19時45分ごろには退社します。入社する際に惹かれたのが、「交代勤務」という働き方です。1日の仕事時間は普通の仕事に比べて長いかもしれませんが、基本的には4日間が1セットになっていて、2日間勤務して2日間休みというサイクルです。
私は22歳で結婚をして、2人の子どもがいるのですが、小さな子どもたちと多くの時間を過ごせていて、この働き方を選んでよかったと心から思います。職場では、私ぐらいがちょうど真ん中の世代で、ベテランと若手がそれぞれ同じぐらいいて、コミュニケーションの絶えない明るい職場です。その中で自分は、今後若手を育てるという役割も大きくなっていくと思うので、身が引き締まる思いです。
大切にしているのは1年目の若手に質問された時に「前に言っただろ?」と言わないこと。私自身がそうだったように、覚えることも多い専門的な仕事なので、なかなか一度では覚えきれません。若手の成長や、現場の安全を考えれば、知らないことをそのままにすること、の方が良くないことです。若手には「何回でも聞いて」と伝えています。何回でも聞く中で、必ず知識は血肉化されて、揺るがない技術になっていきます。自分が頼りになる背中を見せられるよう、私自身も学び続けたいと思います。

 

堺製油所 インタビュー

「安全安定運転」と「一人ひとりの個性」を
大切にする現場リーダーのもとで

政時:私たちは堺製油所の製造3課で装置の運転を担当しています。全部で11人のメンバーで、松葉さんがチームリーダーである「直長」という立場です。私は、チームワークがいい職場で仕事ができることが自分のモチベーションに繋がります。普段の仕事においても、大規模な整備などにおいても、お互いに声をかけあって、チームワークで仕事を乗り切った時に、仕事のやりがいを感じます。松葉さんは「頼れるリーダー」です。特に安全面への配慮、意識付けを徹底してくれるので、安心して仕事をすることができます。

松葉:マネジメントをする上で大切にしているのは、メンバーそれぞれの個性を活かすことです。信念や、仕事に対する芯というものを皆が持っているので、それを理解して、尊重すること。その上で、政時さんが言ってくれましたが、安全を最優先することです。私たちの仕事は、頭と体、両方を使う仕事です。はしごを登って大きなバルブを回すこともありますし、安定的・効率的に仕事をするための仕組みを考える仕事でもあります。頭と体の両方を使うタフな仕事だからこそ、安全に仕事を進めることを大切にしています。コスモという会社全体が「安全安定運転」を非常に重視していて、それが私たちの現場にも浸透している、ということだと思います。私たちの課、堺製油所に限らず、全ての現場で「安全安定運転」が最重視されています。

働く一人ひとりが安心・安全に働ける職場

松葉:私が直長という立場で仕事をしていますが、トップダウンで私の指示通りに動いてきた、というチームではありません。みんなで知恵を出し合い、よりよい方法を考え、実践してきました。政時さんが挙げてくれた「チームワーク」は仕事において本当に大切で、うまく仕事が進まない時にも、お互いが声をかけあって、切り替えて仕事に向かう姿を見ていると、心強く感じます。

政時:私は年次が松葉さんと近いこともあり、松葉さんが直接担当されていた仕事を、翌年私が担当する、という機会も多くあります。経験のない人に対してでもできるだけ分かりやすく教えてくれて、アドバイスの内容自体も非常に参考になりましたし、「アドバイスの仕方」を松葉さんから学んでいます。自分から若手に教えていけるように、チームワークでバトンを繋いでいきたいです。

松葉:仕事の魅力の一つとして、働き方・給与も挙げられると思います。交代勤務という特殊な働き方なので、他の会社で働く人と休みを合わせられない、というようなデメリットもありますが、まとまった休みがとれたり、しっかり計画を立てて休みを調整すること可能です。また個人的に、コスモは給与面で優れた会社だと感じています。段階的に昇給していきますが、特に直長という役職になるタイミングで給与が上がります。リアルな話ではありますが、しっかりと給与が上がっていくということも、仕事の魅力のうちの大切な一つだと思います。一人ひとりが個性を活かしながら安心・安定して働き、チームワークによって安定安全運転を実現する。コスモの現場は、そんな職場だと思います。

 

女性技能職 パンフレット

コスモ石油で働く女性社員たちのインタビューや、職場環境・制度などがご覧いただけます。

 

※本記事中に記載の肩書きや数値、固有名詞や場所などは公開当時のものです。