エコカード基金とは…

コスモエネルギーグループがサービスステーションを利用するエコカード会員様と共に、「ずっと地球で暮らそう」プロジェクトとして活動を続けている基金です。長年、気候変動や生態系を守る活動をサポートすることで、貧困など根本的な問題の解決にも貢献してきました。 エコカード基金は来年20年目を迎えます。このひとつの節目に、今までの活動を大切に守り、その上で、脱炭素社会の実現に向け、一歩踏み込んだ取り組みを重ねていきたいと考えています。
※現在国内外で15団体17プロジェクトものプロジェクトを支援しています。

寄付金の仕組み

2020年度新たなプロジェクトがスタート!

子どもたちや地域住民への啓発活動、地域住民への啓発活動、また、低炭素社会の実現をめざす活動を強化すべく、再生可能エネルギー活用に取り組むプロジェクトの支援を開始します。

【宮城】「鳴子温泉の地熱と暮らす」

温泉地の力を、もっと暮らしの力に。
エネルギーの地産地消を、根付かせる活動です。

東日本大震災後、ここ宮城県鳴子温泉ではライフラインの断絶により、エネルギーの地産地消に対する意識が高まりました。そこで着目したのが、温泉地ならではの地熱という再生可能エネルギーを活用していくこと。
地熱の利用を根付かせるためには、将来、地域を担う子どもたちへの啓発を通じ、地域の発展に役立つ視点を育てていくことが重要です。具体策として、小中学校への出前授業で学習プログラムを提供し、身近なエネルギーである温泉熱について学んでもらう活動を進めています。そして将来的には、このプログラムをエネルギー&エコツーリズムという事業に育て、地域の活性化にさらに貢献したいと考えています。

 

【滋賀】「学ぶ、守る、つなぐ、琵琶湖の水」

地球温暖化が湖沼へ及ぼす影響を
子どもたちと考え、課題の解決をめざします。

地球温暖化が、琵琶湖の環境にも悪影響を及ぼしていることをご存知でしょうか。1990年以降、水温が急激に上昇するなかで、2019年の冬には「琵琶湖の深呼吸」と呼ばれる自然現象がストップしてしまいました。これは、湖底近くの生物が棲みにくい環境を生み出すことを意味します。
この事実を子どもたちに伝え、ともに考えていくため、まずはソーラーボートの製作を通じ、水面から水中に入る太陽エネルギーの大きさを実感し、全循環を理解してもらうプログラムを計画中です。
子どもたちを中心に、地域住民、さらには県や国といった行政も巻き込みながら、課題の解決法を見つけ出すことをめざします。
※酸素を多く含んだ湖面近くの水と湖底の水が入れ替わる現象。

18年間支援を続けている
「ソロモン諸島」のプロジェクト

取り組みのひとつが自立を目指して事業化へ!

1990年代後半、ソロモン諸島では貧富の格差による民族紛争が激化。食料不足が深刻化し、森林伐採や焼畑による環境破壊が進行していました。この問題解決に向けて活動していたAPSDに対し、エコカード基金の支援がスタートしたのが2002年です。環境問題の根底には“木を切らなければ生活が成り立たない”という事情がありました。そこでAPSDは、生活水準を向上させる長期的な取り組みが必要と考え、人づくりを目的に「職業訓練校(パーマカルチャーセンター)」を設置。焼畑から定置型有機農業への移行をサポートし、現在では約200名の生徒が農業や小さな産業を学んでいます。そのひとつが無農薬のカカオ豆栽培と商品化をめざすプロジェクト。日本の皆さまにも、ソロモン産のカカオ豆でつくられたチョコレートをお届けできるように、本格的な商品開発をはじめていきます。

エコカード基金活動報告書
“Thank you Press 2020”を発行しました!

新しいプロジェクトのご紹介や、リニューアルしたお客様感謝イベントのご案内など、今年も見どころ満載! 2002年の設立以来、毎年一度制作を続けています。
コスモHPからご覧いただけます!

https://ceh.cosmo-oil.co.jp/company/publish/ecoreport/index.html

※本記事中に記載の団体名や数値、固有名詞や場所などは公開当時のものです。

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