若手特集
ルーキーズ 2025

入社1年目の挑戦と成長

2025年入社の研究員とエンジニア、2名の新入社員に密着し、入社から現在までの1年間を追いました。
新しい環境での戸惑いや挑戦、業務を通じて得た気づきや成長――
それぞれの立場で歩んだ軌跡をお届けします。二人の言葉を通して、入社1年目の現在地をご覧ください。

  • 4-6
    新入社員研修

    新入社員研修の中で最も印象に残っているのは、サービスステーション研修です。2人1組で各サービスステーションに配属され、4日間にわたってクレジットカードやスマホアプリの営業を経験するというもので、「接客経験の乏しい自分に商品のセールスができるのか」と正直不安でした。実際、研修初日は接客で精一杯で、営業では思うような成果を出せませんでした。しかし、その悔しさをバネに、表情や所作、商品のセールスポイントの伝え方などを自分なりに分析・改善。このPDCAを実践した結果、営業成績は徐々に向上し、自身の成長を実感する貴重な機会となりました。

  • 7-8
    28TA(Turn Around)計画書作成の支援

    6月中旬頃に四日市製油所の設備検査課に配属。最初に担当した業務が、2028年度TA(Turn Around)計画書の作成支援でした。TAは4年に1度実施される定期整備で、製油所の一大イベントと言っても過言ではありません。私は、業務を覚えることも兼ねて計画書の作成支援を行いましたが、計画書は横文字・略語のオンパレードで、あまりの専門用語の多さに正直圧倒されました。しかし、未知の単語が多かったからこそ、積極的に質問する姿勢が自然と身についたと思います。配属直後にしては難易度の高い業務でしたが、検査業務の理解にとどまらず、仕事に真摯に向き合う姿勢が養われました。

  • 9-10
    TRY活動

    四日市製油所には「TRY活動」と呼ばれる取り組みがあります。これは、製油所が掲げる方針・目標を達成するために、個人・職場単位で取り組む自主的な活動です。設備検査課では、高圧ガス製造保安責任者と呼ばれる資格の取得率をより一層向上させるため、体系的な教育プログラムの策定に取り組みました。私も活動の一環として、受験者と上長が学習進捗を共有・管理できるシステムを構築しました。システムには改善の余地が残りましたが、利便性を考えてどのような設計にすべきかを考えるのは非常にやりがいがありました。同時に、プロジェクトの難しさと奥深さを実感する貴重な経験にもなりました。

  • 11-12
    直実習

    設備検査課の業務から一旦離れ、製造現場の業務に従事する直実習に参加しました。実習を通じて、製油所の安全運転・安定操業は、オペレーター同士の密な連携によって支えられていることを強く実感しました。運転を管理するボードマンと現場を管理するフィールドマンは、無線でのやり取りを通じて円滑に連携しており、その正確さとスピードに驚かされました。石油精製フローを実践的に理解することが目的でしたが、綿密なコミュニケーションこそが業務の根幹であることを体感。以降は、関係部署との連携や的確な報連相をより一層意識するようになりました。

  • 1-2
    Pythonを用いた業務効率化

    日常業務では、設備検査課における工事管理を担当しています。工事内容を確認した上で、安全上の問題がなければ工事承認を行っています。その中で、従来よりも高度な管理ができないかと考え、設備検査課が管理する工事データと他部署が管理する工事データを組み合わせた分析に挑戦。分析にはPythonを用い、大学院時代に培ったスキルが業務効率化につながったことに大きなやりがいを感じました。また、生成AIを活用してコードの作成時間を短縮し、製油所におけるAX(AI transformation)の可能性を強く実感しました。全製油所でAX推進が進む中、その一端に貢献できていると感じ、嬉しく思っています。

今後の目標
学生時代の知識を活かし、
設備保全とAX推進を担う
プロフェッショナルへ。

1年目の教育を通じて、業務内容や検査知識は大きく深まりましたが、それらはまだ個々に点在しており、体系的な理解には至っていないと感じています。今後は、個々の知識を有機的に結び付け、点を線、そして面へと広げることで、実務に即した体系的な理解へと昇華させていきたいと考えています。そのために、専門書の熟読や外部講習への積極的な参加、現場へ足を運ぶことによるインプットの強化に取り組んでいきます。将来的には、設備保全を安心して任せられる人材になるとともに、大学院時代に培ったPythonのスキルを活かし、製油所のAX推進に貢献できるIT人材を目指したいです。

  • 4-6
    新入社員研修

    ホールディングス全体の事業内容やエネルギーについて、社会人としてのマナーなど、幅広く学んだ期間でした。当時考えていたよりも、これから働く業界の規模や社会への影響力の大きさに驚いたのを覚えています。特に製油所実習では、昼夜問わず安定供給に励む方々の存在を知り、エネルギーを支えるために働くことへの大変さや意義を身をもって体感できました。研修中は立派な社会人になれるか不安もありましたが、これから多くの経験ができることへの期待感も膨らみ、何より活気ある同期たちからの刺激がモチベーションにつながりました。

  • 6-7
    展示会の説明員

    商品研究所の研究員として配属され、放熱材料の開発を担当。配属後すぐに、説明員として展示会に参加しました。学生時代関わったことのない分野だったため、知識も浅く、上司や先輩にサポートをお願いすることも多くありました。しかし、実際にお客様からの声を聞くことで、「この商材にどんな需要があるのか」「社会でどのように役立つのか」を広く学ぶことができました。来年の展示会では自分の開発品を紹介できるようになりたい、ニーズに合った開発をしたい、という前向きな目標ができました。

  • 8-11
    既存製品のコストダウン検討、需要家対応

    実務を教えてもらいながら徐々に一人で担当テーマを遂行するように。主なテーマはコストダウン検討。既存品をグレードアップしたり、カスタマイズ品を担当するなど、新商品の開発に携われることもありました。開発が行き詰まったときには上司や先輩に小さなことでも相談し、モチベーションを保ちながら業務に取り組むことができました。また、工場に出張して量産検討に携わったり、営業と同行して直接お客様と商談することも。研究員としてここまで幅広く商品に関われるのは、大きな魅力だと感じました。

  • 12-1
    他社への協業の打診

    少しずつ業務が増えていく中で、競合他社との協業を目指した新製品の開発を担当。非常にスピード感を求められるものであり、商談当日の技術説明も担当し、他社や所長まで巻き込んで取り組んだ入社後最も緊張感のある業務でした。結果として他業務で進行していた開発品からヒントを得たことで、早期開発に成功。また、所長や他部署を巻き込み、組織全体で一つの目標に向かって取り組んだことは、自身のモチベーション向上にもつながりました。さらに商談での経験を通じて、大事な場面であっても臆せず、堂々と向き合うことの大切さも学びました。1年目であってもさまざまなチャンスが巡ってくる環境で、日々やりがいを感じることができる職場です。

  • 3
    事業交流会

    コスモ石油ルブリカンツの代表として、ホールディングス全体への事業報告を担当。配属されてから学んできた知識を全社に発信する機会となりました。発表準備などで忙しくなることもありましたが、その分、やりきろうという想いも一層高まりました。社内の方は誰でも見ることができる形式だったため、同期たちも見に来てくれました。研修で仲を深めた同期へ、これまでの自分の頑張りを伝えられたことが嬉しかったです。

今後の目標
開発だけでなく営業も経験し、
自分で開発した商品を
世の中へ。

より高付加価値な放熱材料の開発に挑戦したい。そして、自分で開発した商品を自分でお客様に売りたい。そのためには、開発だけでなく、今後は営業も経験してみたいと思っています。自分の携わった商品が世に出て、社会で大きな役割を担っていくことが今から非常に楽しみです。社会人1年目を経験してみて、研究員として社内外の営業やお客様など、多くの人と関わりながら働くことに魅力を感じる自分に気づきました。周りを巻き込み、協力を得ながら大きな成果を生み出せる社員を目指していきたいです。