はじめに
SPECIAL EPISODE

私が満たされる瞬間

コスモが満足して欲しいのはお客さまだけでなく、ここで働く社員一人ひとりも同様。
挑戦が実った瞬間、仲間に支えられた瞬間、誰かの言葉で救われた瞬間――。
それぞれの“満たされる瞬間”が、社員の原動力となり、コスモエネルギーグループの未来をつくっています。
ここでは、社員たちが日々感じる“心が満たされる物語”をご紹介します。

01
K.M.
コスモエネルギーホールディングス 
コーポレートDX戦略部 データサイエンスグループ
法学部国際政治学科卒 2021年入社
MY EPISODE

私は入社してから3年間、人事部で新卒採用を担当していました。学生の皆さんと向き合う中で、人の成長や挑戦を支える喜びを感じていましたが、自分自身も新しい領域に挑戦したいと思い、会社のジョブチャレンジ制度を活用し、4年目にコーポレートDX戦略部データサイエンスグループへ異動しました。異なる領域で最初は分からないことも多かったのですが、研修や自己学習を重ね、実務を通して知識やスキルを身につけていきました。こうして得た力を活かし挑戦を続ける日々は、とても楽しく刺激的でした。現在は事業部門の方々と協業し、データを活用しながら利益の創出や業務効率化に取り組んでいます。自身の分析が議論や意思決定に役立ち、成果につながったときにはやりがいを感じ、この仕事を選んで良かったと感じます。未知の領域への挑戦こそが、私の成長の源になっています。

02
T.M.
コスモビジネスアソシエイツ 経理センター関係会社グループ
経営学部卒 2022年入社
MY EPISODE

私が以前担当していた仕事で、業務委託先の拠点が海外から国内へと一新されるというプロジェクトがありました。これまで長年にわたり海外拠点と築いてきた業務の流れやノウハウが、拠点変更によって一度リセットされてしまい、現場では戸惑いや不安の声も上がっていました。新たに担当となった国内拠点の方々も、業務内容を一から理解しなければならず、最初はぎこちないやりとりが続きました。そこで私は、これまでの経験や資料を丁寧に共有しながら、相手の立場に立ってサポートすることを心がけました。小さな疑問にもすぐに対応し、安心して業務に取り組んでもらえるよう努めました。ある時、現地に赴いて対面でお話しする機会があり、「Mさんがいてくれて本当に助かっています」と言っていただけたときは、とても嬉しかったことを覚えています。仕事を通じて誰かの心に届くこと、そして、自分自身も満たされること。それが、私がこの仕事にやりがいを感じる理由です。

03
E.J.
コスモエネルギーホールディングス 法務総務部 本社移転プロジェクトグループ
法経学部法学科卒 2017年入社
MY EPISODE

私はもともと、総務関連業務に興味があり、関連資格を取得した上でジョブチャレンジ制度を利用して立候補し、2023年より本社移転業務を担当しました。会社設立以降初めての本社移転で、前例がない中で沢山の壁に突き当たりましたが、2025年7月、無事に本社移転を迎えています。プロジェクト後半では、新規システムやAV設備の導入を主に担当し、どうすれば会社の負担も抑えつつ、社員の課題を解決できるかということに取り組みました。一つひとつに対して最善を追求し、あらゆる面で比較検討を繰り返しました。新本社で、導入したAV設備・システムが無事に活用されている様子を見ることは勿論嬉しいですが、それだけでなく、検討の過程で、業務上関わりが少なかった社員の方々と所属会社・部署を問わずコミュニケーションの機会が増えたこと、「誰に聞いたらいいかわからないのでとりあえずJさんに…」と聞いてくれる方が増えたことも嬉しく思っています。プロジェクトを通して自身の成長も実感しており、手を挙げて挑戦させてくれた会社には感謝しています。仕事と真剣に向き合うことで、やりがいを感じる機会が沢山生まれる、そんな会社だと思います。

04
A.M.
コスモエネルギーホールディングス 新エネルギー事業統括部
生命工学科卒 2022年入社
MY EPISODE

私は入社4年目に新エネルギー事業統括部へ異動となり、新規事業の推進及び統括業務の担当になりました。当部署での業務は、現場や社外の方との情報共有に加えて、経営層への説明など、多くの方々との連携が必須となります。特にミスコミュニケーションが業務に与える影響は大きく、自分の経験や年次の浅さからくる自信のなさも相まって、発言に慎重になりすぎてしまう場面がありました。その状況を見た上司から「年次が浅いうちはたくさん失敗していい。そのミスをカバーするのが上司の成長にもつながるから、上司を育てるつもりで、ためらわずどんどん発信してほしい。」という言葉をかけてもらいました。自分の課題を克服するための勇気をもらうことができ、前を向けた瞬間でした。まだまだ発展途上ではありますが、少しずつ自信に繋がるような経験を積むことができていると日々感じています。

05
S.M.
コスモ石油ルブリカンツ 商品研究所 開発推進グループ
農学生命科学研究科 応用生命化学専攻修了 2024年入社
MY EPISODE

私は入社1年目に処方開発を任されました。知識も経験も足りず、何度も失敗を重ねながらも、先輩方の支えでようやく処方を完成させることができました。2年目には、担当した処方が展示会で紹介され、工場での量産試製にも進み、自分の仕事が形になって世の中に出ていく喜びを実感することができました。一方で、2年目からは業務量が一気に増え、プレッシャーを感じる場面も多くなりました。それでも、周囲の方々と協力しながら一つひとつ乗り越えることで、自分で判断して動ける場面が増え、できることが着実に増えていくのを感じています。仕事の成果が目に見える形で世の中に出ていくこと、そして、自分自身の成長を実感できることが、仕事にやりがいを感じる瞬間です。

06
K.I.
コスモ石油 千葉製油所 設備検査課
創造理工学研究科 総合機械工学専攻修了 2024年入社
MY EPISODE

入社2年目の春、私は検査課の一員として石油精製4装置の担当に任命されました。任命されてから2ヵ月後に担当装置で不備が見つかり、早急に原因の推定や検査及び補修の立案をする必要があったのですが、うまく対応できず、落ち込んで退勤する日もありました。それでも自部署の先輩社員や関連部署、協力会社の方と直接会話し、現場を自身の目で確認することを心がけた結果、工程を延期することなく早急に装置を復旧させることができました。先輩社員や関連部署の方からは「2年目でこの規模の不備を対応しているのは凄いよ。この装置はI君がいれば安心だね。」とおっしゃっていただけ、慣れない業務でも右往左往しながら精一杯取り組んで良かったと思えました。安定供給に寄与できた実感だけでなく、言葉を通じて、自部署内及び関係部署の方と信頼関係を築けた実感こそが、私が満たされた瞬間であり、この会社、仕事を選んで良かったと心から思えた出来事です。

07
S.N.
コスモ石油マーケティング 特約店販売部 販売2G
商学部商学科 マネジメント専攻修了 2023年入社
MY EPISODE

私は、入社1年目から仙台市を中心に直営7SSを展開する特約店様の担当となりました。大きな期待を感じるとともにとても緊張しました。当初、業界やSSに関する知識が不足し、提案や商談で耳を傾けてもらえないこともありました。しかし、諸先輩方から温かいアドバイスを受け、特約店様の本社やSSに繰り返し足を運びました。また、懇親の場でも積極的に関わりをもち、多くの知識を吸収することにより、良好な関係を構築することができました。今では、特約店様の社長と事業や経営の将来について2人で語り合えるまでの信頼関係を築くことができました。「人と人とのつながりを大切にする」ことを信条にしている私にとっては「現場に足を運び、対話を重ね、信頼関係を構築し、特約店の皆さまの笑顔を見ることができる」、そんな日々に充実感を覚えるとともに「経営者の方と議論できるほどの成長を実感できている」という刺激のある毎日の仕事が、私を満たしてくれています。

08
R.N.
コスモエネルギー開発 石油開発事業部 事業統括G
理工学研究科 資源工学専攻修了 2016年入社
MY EPISODE

私はアブダビに赴任しているとき、ある坑井の水平坑掘削の計画立案、社内調整、国営石油会社の承認取得の業務を任されました。計画を練る中で、近くに多くの油が残っている可能性が高いエリアがあることに気づき、ジオロジストとも協議し、高い確度でポテンシャルがあるという結論を得ました。ただ、その場所が掘りにくい位置にあったため、最初は掘削エンジニアから難色を示されましたが、何度も丁寧に説明し、最終的に認めてもらいました。また、国営石油会社の承認取得では、その計画がベストな理由、他の場所のポテンシャル評価を論理的にかつ数値で示す必要がありました。ジオロジスト、掘削エンジニアと協力しながら、丁寧に一つひとつ疑問に答え、最終的に承認を得ることができました。計画が実行され、生産開始後多くの油を生産できたときは、この計画、実行に関わってくれた方たちと喜びを分かち合うことができました。